学校歯科健診で歯列・咬合を指摘されたら

保護者の方へ

学校歯科健診では、子どもたちが正常な発育をしているか健康かどうかを検査し、問題のある場合は早めに適切な対応ができるように保護者に知らせています。しかしながら、検診は学校で行うため、設備(照明や器具)時間(短時間に大勢の子どもたちをみる)などの制約があります。したがって、おおまかなチェックが主となり、詳しい検査や説明までは行いません。

さて、お子様が学校からもらってきた検診結果に“不正咬合(歯並びに問題がある)”と通知されたら、あわててしまうかもしれません。しかし、不正咬合であったとしても今すぐに矯正治療を始める必要があるかと言うと、そうともかぎりません。成長期の不正咬合は、その症状によって最適な治療開始時期が異なるからです。すぐに治療が必要でない場合は定期的に通院し、最適な時期がくるまで様子をみていくことになります。

いずれにしても、まずはそれぞれのお子様にあった正しい情報を得ることが一番大切です。どうしても、周りの人の話だけではそれぞれの症状にあった正しい情報を得るのは難しいと思われます。したがって、できれば矯正歯科専門の先生に直接相談するのが理想的です。

このようなことから、横山矯正歯科では、正しい情報をお伝えするために初診カウンセリングを設けています。初診カウンセリングで、正しい情報を得た上でどうされるか考えていただくことをお勧めします。