下の歯が上の歯よりも前に出てしまっている

下の歯列が上の歯列に対して前の方にある咬み合せを、「下顎前突(かがくぜんとつ)」と言います。このために前歯の咬み合わせが上下逆になっている状態を、「反対咬合(はんたいこうごう)」、一般的には「受け口」と呼ばれている症状です。

受け口は、下顎の骨が発達し過ぎて前に突き出してきている、または上顎が小さすぎる場合に起こります。

物が噛みにくく歯茎も下がりやすいので歯周病になりやすく、聞き取りくい喋り方になったり、顎がしゃくれてしまったりします。

年齢に制限はありませんが、できるだけ早期の治療が望ましい症状です。

受け口の治療例/中高生/抜歯

治療前
17歳で八重歯と受け口を気にして来院されました。顎骨が小さく、小臼歯を4本抜歯してマルチブラケット装置で治療を行いました。